フラットトップパルス磁場発生装置 一般的にパルス磁場は常に磁場が時間変化します。 この磁場変化による発熱等により、パルス磁場中での精密測定は多くの困難が伴います。 これを回避する手法の一つとして、全体の発生時間が長いパルス磁場を作り、その頂上付近のほぼ平らな磁場領域で実験を行うというやり方があります。 本研究室ではこのアプローチを更に発展させ、PID制御によって、磁場を平らに加工する技術を持っています。 これにより、定常磁場と比肩する高精度測定がより強磁場で行うことが可能となっています。