強磁場コラボラトリー計画「統合された次世代全日本強磁場施設の形成」の中核を担う東京大学物性研究所国際超強磁場科学研究施設、大阪大学大学院理学研究科先端強磁場科学研究センター、東北大学金属材料研究所強磁場超伝導材料研究センターの 3 施設は、パルス磁場と定常磁場環境を備えた全国共同利用・共同研究拠点として、国内外の物性研究者に世界最高水準の強磁場研究環境を提供しています。2020年度からは、3施設運営員会の合同開催、1つの課題申請で施設を横断したパルス磁場・定常磁場環境の利用が可能な「コラボラトリー課題」の導入、マンスリーオンラインセミナーの共同開催など、運営上の連携強化とユーザー目線に立った強磁場環境のボーダレス化を推進することで、国内強磁場科学研究の発展に貢献しています。
本研究会では、萌芽的共同研究の促進・若手研究者を中心とした横断的研究など、強磁場研究における次世代ネットワーク形成に焦点を当てながら、全国共同利用を通して行われた最新の研究成果を共有し、大型強磁場施設外での強磁場研究への展開も見据えた展望を議論する場を提供することを目的としています。
研究会に先だって、第18回強磁場フォーラム総会が開催されます。フォーラム会員の皆様のご参加をお待ちしておりますとともに、ご所属グループでフォーラム未加入の方がおられましたら、入会のお声掛け頂けますと幸いです。
2023年12月7,8日に開催されました。
<世話人>小濱芳允,宮田敦彦,徳永将史,松田康弘,金道浩一(以上,東大物性研),
野尻浩之,淡路智,木村尚次郎,土屋雄司(以上,東北大金研), 萩原政幸,鳴海康雄,(以上,阪大先端強磁場)
主催:東北大金研、東大物性研、阪大先端強磁場/共催:強磁場フォーラム